社団法人大阪府木材連合会
木のシソーラス辞書とは






木、木材、樹木にはさまざまな呼び名や商業名があります。
たとえばヒノキについて検索する場合に1回目に「ヒノキ」と検索し、2回目に漢字の「桧」、3回目に漢字の
「檜」と何度も検索するのは面倒です。
また自分の知っている木の名前が正式名称かどうかわからない場合もあります。
そこで大阪府木材連合会のデーターベースでは、検索用語の入力時に自動で木の名前を判断、展開する
機能があります。ご利用の方は自分の知っている名前だけで検索できます。
自動で展開や、拡張などは自動で、同じ名前で異なる木の場合などは選択するようになっています。
なお、この木のシソーラス辞書は、定期的に単語数を増やしたり、展開方法を見直したりしていきます。
より詳細をお知りになりたい方は下記をご覧ください。






詳細 
私たちの木に関する業界は他の業界にはない特徴がある。同じ木であるのに呼び名が異なるものが多くあり、また、同じ呼名であるのに異なる木の場合もある。これが木の業界をわかりにくくしている原因のひとつであり、有効な辞書(電子版含め)は今までなかった。また、漢字とひらがなの関係もややこしい、例えばヒノキについて検索する場合、「ヒノキ」、「檜」、「桧」と何度も検索をやりなおさなければならない。このようなことははなはだ不便なので自動で変換してくれる辞書を構築した。
木材(樹種)や用語をそれぞれの別名のデーターベースでマッチングさせるわけであるが、どのような方式でするのか、名前の相互関係を分析したシステムを構築した。主な5種について解説する。
1.まったく同じ名前で違う樹種、あるいは内容のものが多数存在する。「同名異木」と言われるもので、ツバキ科のカリンとマメ科のカリン等の例がある。これは辞書の展開中に別画面を開き、そこで選択できるようにした。   
2.木の別名・通称名が同じであるのに名前が異なる樹種がある、「別名異木」と定義した。 データーベースでの展開は片方向は選択し、片方向は繋ぐようにした。例としてはホワイトウッドはスプルースとイエローポプラを選択でき、スプルースはホワイトウッドに繋ぎ、イエローポプラはホワイトウッドに繋がる。
3.通称名が同じで、一般的に同樹種に思われるが違う樹種のもので「近樹種別名異木」と定義した。
例としてはキリとアオギリ、アブラギリ、イイギリ等があげられる。キリからはアオギリ、アブラギリ、イイギリ等は選択できるが、逆からは選択も繋ぐことも出来ないようにした。 
4.通称名が同じで近樹種のもの、「通称同名で近樹種」と定義した。一般にツバキと呼ばれるがヤブツバキとフユツバキがあり、どちらも同じ仲間である。この場合は通称名の方が一般的であるので、展開はどちらからも繋ぐようにした。ツバキと検索すればヤブツバキとフユツバキも選択され、ヤブツバキで検索してもツバキも選択される。 
5.一番多い形態になるが、同じ木であるのに、異なる名前がついている「同木別名」がある。展開は双方向に繋ぐようにしている。
 この類はさまざまな要因から別名が発生している。
地方や方言などによるもの、翻訳時に誤解や間違いからくるもの、古代からの言葉の変遷によるもの、 国によって呼び名が異なるもの、用途や実などからくるもの、そして木の業界の特殊事情、商業名として勝手につけてしまうものなどがある。
 地方名については、ある程度全国的なものを辞書に入れた。すべて入れてしまうと、同名が多くなり辞書の展開中に、選択個数が多くなりすぎ、実用性が落ちるからである。現在登シソーラスに登録してある単語は約6700語でこれに2語から10語展開するようにしている。












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