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木材会館の特長・使用部材の紹介

大阪木材業界の新たなランドマークとしての新大阪木材会館を木材の街「平林」に建設し、木材を優先する(ウッドファースト)街づくりの先鞭となる国産材を活用した木造2階建ての会館である。来る2025年大阪・関西万博での木材利用推進のリーディングケースの拠点として、また木材普及啓発の発信基地としての役割を担っていく。
(工法)
木造ブレース構造+大黒柱
大黒柱:宮崎県飫肥杉3本(百年生、直径100cm)
構造材:檜杉ハイブリッド集成材
(概要)
敷地面積:1,008.510㎡(305.07坪)
建築面積:441.600㎡(133.58坪)
延べ床面積:655.156㎡(198.18坪)
木材会館
木材会館
木材会館
木材会館
・大規模建築を支える大黒柱に西日本最大級の直径(100cm)の100年生宮崎県飫肥杉を使用 ・飫肥杉はかつて弁甲材として菱垣廻船北廻船に使われ、大阪の繁栄に大きく寄与した。見る人にこの巨大な芯柱を通して木材の果たしてきた歴史の息吹も感ぜられる。 ・戦後造成した人工林が本格的な利用期を迎える中、豊富な森林資源を循環利用し、地方創生に寄与し、林業、木材産業の更なる活性化を実現
木材会館
木材会館

・ゼネコンではなく、地元木材業者連携のJVにてすべての施工を行い、木材業界の活性化の一翼を担う。

・伐採→製材→加工→建築に関して木材業者がJVを形成して単に請負にゆだねるのではなく自らの手で一気通貫で遂行し、そのノウハウを広く業界内に普及させている。

・2025大阪関西万博のパビリオンの木質化のリーディングケースにふさわしく木材の力学的機能を凝縮した大胆なデザインのブレース構造でダイナミックでスタイリッシュな木造構造を表現

大阪木材業界の新たなランドマークとして建設された新大阪木材会館は、公共建築物、住宅分野はもとより、中高層建築物、非住宅分野などでの木材利用が進めるとともに、我々が木材を優先して活用する‘ウッドファースト社会’を実現させたい。
今後、大阪が変われば、日本が変わるということを目標に、戦後続いてきた木材から非木材への流れを変え、木材の復権を確実なものにするため、これまであまり木材の活用がなされてこなかった分野での木材利用を拡大していくための取組を木材業界自らが率先して展開していくことが重要であり、目標としていく。
木材会館
木材会館

高付加価値型の国産材製品の活用

釘のみで接合し、高い強度を発揮し、デザイン性や健康に及ぼす効果も優れたNLT
日本で初めて国産材加工によるNLTを活用している

スリット材